両家の顔合わせで遠方の場合どちらが出向くの?交通費は誰が負担?
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新郎新婦となる2人が結婚の意を固めて、双方のご両親に挨拶をしたら、
その次にセッティングすべきは両家顔合わせの機会です。
両親が遠方だと、どちらが出向くのかや、交通費は誰が負担するのかなど、
疑問が発生しますよね。
ここでは、両家の顔合わせで遠方の場合どちらが出向くのか、
また交通費は誰が負担するのかなどを見ていきたいと思います。
顔合わせは両家の意向を確認する
まずは、両家の意向を確認しましょう。
遠方の場合で、足腰に不安のあるご両親などは、自分たちが出向くよりも、来てほしいと思うかもしれませんよね。
また、遠方の場合は、顔合わせひとつにしても、流儀や作法が地方で決まっているようなこともありますので、
まずは日取りなどを決める前に両家に確認をしましょう。
顔合わせの時の交通費は負担する旨を伝える
両家顔合わせは「誰が、誰のために開催するのか」を考えてみてください。
新郎新婦が両家の顔合わせをセッティングしてお招きするのが主流だと思います。
その場合、遠方で来るのが大変な場合には、交通費や宿泊費の負担を申し出てみましょう。
私の友人は関東、結婚相手が九州でしたので、結婚相手の新郎側に関東へ来てもらい、
宿泊費を負担する旨を伝えたそうです。
しかし、「これからお金がかかるのだから」と宿泊費は受け取ってもらえなかったそうです。
宿泊費や交通費の負担は、先に申し出たときに、断られるのであればそれで良いでしょう。
両親の厚意をありがたく受け止めてください。
しかし、宿泊費や交通費を負担したら来られる、という場合には、
両家の顔合わせは自分たちの結婚にかかわることです。
費用を負担するようにしましょう。
顔合わせにはどちらが出向くべきか
厳密な決まりはありません。
一般的には、両家顔合わせの時にはゆっくり歓談できる個室の料亭や、
レストランを予約して行います。
しかし、両家が遠方の場合は、帰省を兼ねて顔合わせを行なったり、
正月やゴールデンウィークといった、まとまった休みに顔合わせを行なったりする、
ということもあるみたいです。
私は主人も自分も関東出身で、実家もそれぞれ関東にあったので、
両家の中間点あたりでホテルを探し、個室を予約しました。
私の友人は女性が関東、男性が九州の人でした。
男性側の両親は「嫁にもらう側だから」と言って、関東まで出向いてこられたそうです。
そのときに、新郎新婦が両親に都内の観光を兼ねて2泊3日の旅行をプレゼントしたそうですよ。
私の従妹は結婚相手の男性が東北圏の人で、やはり男性側の両親が女性側へ来て、
顔合わせをしました。
日本では、古来の風習として男性側が女性を嫁にもらうというものがありました。
ですから、男性側の両親が女性側に気を遣って、顔合わせに出向くのが一般的のようです。
しかし、厳密に男性側が出向かねばなりません、というような決まりはありませんので、
新郎新婦でよく話し合い、両家のご両親ともよく相談して決めるようにしましょう。
顔合わせに出向いて来てもらったとき
これにも、厳密な決まりはありませんが、男性側が遠方から来てもらったら、
女性側は手土産を用意したり、宿泊先に費用を先付けしておいたりするようです。
また、先述のように、新郎新婦が宿泊費を負担するのも一般的なようです。
地方によっては、自宅に招いてもてなし泊まってもらい、
相手宅にも招かれて泊まって…というパターンもあるようです。
最近は自宅に呼んだり呼ばれたりする習慣は少なくなりつつありますが、地域によって異なります。
両家のご両親の意向をきちんと聞いて、出向いてもらった側も、出向いた側も、
モヤモヤすることのないようにしましょう。
中間点での顔合わせ
たとえば、北海道と沖縄にそれぞれのご両親がいる場合、お互いに交通費や宿泊費をかけて出向くのは大変ですね。
新郎新婦が中間地点近いところに住んでいるのであれば、中間地点で顔合わせをしてもいいでしょう。
しかし、中間点の場合は、双方に費用が発生しますので、
その負担をどうするかを事前に決めておく必要がありますね。
また、双方に同じくらいの費用が掛かる場合は、費用折半で、
それぞれの家で負担してもらうのがいいでしょう。
中間点に住んでいるとか、馴染みが特にないエリアなのであれば、
中間地点にこだわる必要がありません。
先述の友人の例のように、旅行がてらに顔合わせに出てきてもらうのもいいでしょう。
顔合わせの最後に
私の場合は、お互いの両親が関東の人間で、特別な習慣がなかったため、
顔合わせも結婚式も、両家で揉めることなくスムーズに進みました。
しかし、友人の話を聞くと、生活習慣の違う関東と関西の結婚などは習慣の違いがあり、
顔合わせから引き出物まで、揉めることもしばしばあるようです。
いずれにしても、顔合わせはこれから結婚する2人にとって重要な場面です。
今後にしこりを残さないように、両家が気持ちよく過ごせるように考えましょう。
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