結納品とは?どんな意味があるの?結納品の相場は?
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結婚を決めた二人が、結婚式当日までに準備せねばならないことはたくさんあります。
その中でも、結納を行なうと決めた場合は両家共に準備が必要です。
結納は両家にとっての大切な儀式です。
ここでは、結納品とは何か、結納にはどのような意味があるのかなど、
結納にまつわるお話を紹介します。
また、気になる結納品の相場も見ていきましょう。
結納品とは
新郎側(婿入りの場合は新婦側)は結納品を揃えて、
相手のご家族に対して誠意を表す機会となります。
まず、結納すると決まった時には、相手の地域のしきたりも考慮して、
結納品は早めに揃えておくようにしましょう。
結婚記念品の中には、注文をして数日で購入できる場合もあれば、
1、2週間以上かかる場合もあります。
ですから、少なくとも結納の1カ月前までには両家に相談したうえで内容を決め、
品物を用意しておきましょう。
結納品は、大きく分けて関東と関西で品目が異なります。
両家の地域の風習を予めご両親に確認しましょう。
顔合わせのみの食事会であれば、結納品や目録など、
結納に関する品物の準備は必要ありません。
新郎新婦が結婚記念品の指輪や貴金属などを交換するケースが増えていますが、
結納でない場合は、新郎新婦で品物を決めても良いでしょう。
基本的には新郎新婦が贈りたい品物を贈るのが主流です。
結納品の意味
結納品には、1つ1つに意味が込められています。
どれもみな、円満・長寿・子宝といった、繁栄を象徴するような縁起物で揃えます。
関東と関西では、品目が異なるものがありますが、代表的なものについて、
結納品の意味を解説しておきます。
結納を簡略化するにしても、やらないにしても、
日本古来の風習として知っておいて損はないでしょう。
結納を行なう新郎新婦は、品物1つ1つに込められた意味や想いを知ることで、
結納当日により深く、お互いの気持ちが分かることでしょう。
・熨斗(のし)
熨斗はその昔、アワビを叩いて伸ばしたものでした。
アワビは、当時から貴重な食物とされていました。
当時から贈り物として、最高級の品でもありました。
現代においては、「のし紙」を慶事に使用するように、贈り物に対する祝意を表します。
また、秦の始皇帝は、その昔アワビの殻を不老長寿の妙薬としていたことや、
楊貴妃が美容のためにアワビを好んでいたとの伝説が残っています。
このような言い伝えから、延命長寿の願いも込められています。
関東と関西では、熨斗の形が異なります。
・寿恵廣(すえひろ)
一対になった白い扇子のことです。
「末広がり」という縁起の良さと、扇を広げた末広がりの形をかけて、
幸せが末永く続くようにという想いが込められています。
必ず純白の扇子を使うのは、純潔・潔白の表れです。
関東と関西では、扇子の形が異なります。
・小袖料(こそでりょう)
結納金を包む封筒に、「小袖料」や「御帯料」、「宝金」と記載し、結納金を包みます。
昔は、着物の小袖を嫁入り支度として準備したことからの名残でこう言われます。
地域によって呼び名が変わります。
女性から男性に贈る結納返しの場合には「袴料」といいます。
関西では、松の飾りの下に封筒を置くのが一般的です。
・家内喜多留(やなぎだる)
祝い事のため、おめでたい漢字を当てて読みますが、酒料の意味です。
実際に樽に入った酒を贈っていたことからこう呼ばれます。
封筒に「酒料」や「家内喜多留」と明記します。
竹飾りの下に置く場合が多いです。
・松魚料(しょうぎょりょう)
肴料の意味です。
お食事代のことを表します。
昔は実際に魚を贈っていた習慣の名残で今でも魚がついています。
梅飾りの下に置く場合が多いですね。
関東の場合、カツオ節(勝男節)を贈る習慣があります。
この場合も、関東と関西で異なりますので、確認しましょう。
・結美和(ゆびわ)
婚約指輪のことです。
目録の中に、記念品として貴金属を贈る場合もあります。
2人が末永く結ばれるようにと、おめでたい字を充てています。
・高砂(たかさご)
尉(じょう)と姥(うば)の人形です。
結納の掛け軸にも、この図柄が描かれるほど典型的な結納の品です。
この人形には、共に白髪になるまで夫婦仲良く、という願いが込められています。
・友白髪(ともしらが)
白くした麻の束のことです。
共に白髪になるまで長寿でいましょう、という願いと、
麻のように強い絆で結ばれ続けますように、という意味で、
夫婦円満の願いが込められています。
・寿留女(するめ)
スルメのことです。
スルメといえば、噛めば噛むほど味がでると言われますよね。
このことから、味のある仲のいい夫婦になってほしいという気持ちの表れとして贈ります。
・子生婦(こんぶ)
昆布のことですね。
昆布は非常に繁殖力が旺盛なものです。
また、「喜ぶ」という言葉にもかけて縁起物として扱われます。
結婚式の引き出物でも使われます。
元気な子供が授かりますように、という願いを込めて贈られます。
・勝男武士(かつおぶし)
カツオ節のことを言います。
カツオ節は、武家の保存食や非常食として重宝されていた食品の一つです。
いざ出陣、という際には、縁起物として扱われていたのが由来して、
「勝男節」と漢字を充てています。
・角樽(つのだる)
角樽は、家内喜多留として納めることもありますし、家内喜多留は現金を包み、
角樽で酒の現物を贈る地域もあります。
・目録
結納品の内容を書いたものです。
地域により、品数に加えるところと加えないところがあります。
また、用紙のたたみ方や包み方が地方によって異なる場合もあります。
結納品の相場
結納品には、1つ1つに意味が込められていることは分かりましたね。
地域によって、これらの結納品の中で7品目、5品目、と準備します。
気になる値段ですが、50万から200万以上と、
地域や両家の考え方によっていろいろ異なります。
結納金などの、現金として包む金額は、
2で割り切れない数字が縁起が良いとされているほか、
2人で末永くと言う意味での8や2を用いるところもあります。
結納品の最後に
結納品には、古人からの伝統や想いが詰まっているのですね。
近年では仲人も断てず簡略化してきている結納ですが、
やるときまればきちんと意味を知ったうえで、2人の結婚の誓いを立てたいものです。
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